こちらは、ブロックを積む作業について、どんな風にやっているのかを解説しています。
全行程はありませんが、ご覧ください。
この動画ではかなりユルいモルタルになっていますが、この状態だと敷きモルしてから30分くらい放置(少し硬くなるのを待つ)してからでないとブロックを重ねられません。通常はもう少し固め(水分少なめ)で施工します。
真夏の暑い日ならこれくらいユルくても大丈夫です。
ブロック職人さんがよく使っている一般的な三角形のブロック鏝です。本数が少ない場合や、上の動画のように表面に凹凸のあるタイプのブロックなどの場合は『敷き板』が使えないので、ブロック鏝でモルタルを敷きます。
ちょうど良い硬さのモルタルを均一に敷く事が、次のブロックを重ねる工程の手間を減らす事に繋がります。
菊池工業の先代の職人さんがその昔考案したと伝えられる、我が社伝統の特殊工具『敷き板』。
一回の動作でより正確に、均一に、長い距離のモルタルを敷くことが出来る発明品です。売ってません。(笑)
慣れてくると、板を斜めに引きながら擦り付けることにより、板の長さの最大1,5倍ほどのモルタルを敷くことが出来ます。モルタルは、伸びるんです!